2016年10月17日月曜日

高江機動隊派遣の住民監査請求

本日午後1時、高江の機動隊派遣について、違法・不当な派遣の中止勧告を求める住民監査請求を、都民314名・代理人弁護士67名が東京都監査委員に対して行いました。
私たちの会のメンバーも請求人に加わっています。記者会見に行ってきました。

都庁記者クラブでの記者会見14:00~14:30

今年7月以降高江では、6都府県から派遣された機動隊員500名が、米軍ヘリパット建設工事に反対する住民・市民等を弾圧する違法・不当な行為を行っています。

請求の要旨は、このような機動隊員の違法性のある行為は許されず、東京都の警視庁警察官への俸給支払いは、違法・不当な公金の支出にあたるので、監査委員は、東京都公安委員会に、本件機動隊員の派遣を中止するよう勧告を求める、というものです。

先月記録映画「高江ー森が泣いている」(藤本幸久・影山あさ子監督)を観ました。
なんで、東京からわざわざ機動隊を派遣しなければならないのか。
国家権力が力づくで反対運動を弾圧するサマは、「成田」と同じです。

高江で起こっている警察の弾圧行為に対して、東京にいる私たちに何かできることはないかと考えていた時に、住民監査請求という形でアクション提起がされました。 
少しでも連帯できれば幸いです。

監査委員は60日以内に結果を出さなければなりません。
また、その前に、意見陳述の機会を設けなければなりません。
日程が決まれば、意見陳述をしたり、聞いたりしましょう。

なお、沖縄県でも、午後4時に同様の住民監査請求が行われるとのことでした。
また、大阪府でも準備中のようです。

*機動隊の行為は、警察法2条(以下引用)、憲法15条(公務員の本質)に違反するそうです。

第二条  警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。
  警察の活動は、厳格に前項の責務の範囲に限られるべきものであつて、その責務の遂行に当つては、不偏不党且つ公平中正を旨とし、いやしくも日本国憲法 の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあつてはならない。


         





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